口癖はカレーによる『カレー放談』

  • トップ
  • 口癖はカレーによる『カレー放談』

この度の「癖になるカレー」の完成を祝して、『口癖はカレー』より開発に参加したメンバーが再び集結。
1年弱にも渡ったこの壮大な開発プロジェクトの舞台裏を振り返りつつ、大阪のスパイスカレーのこと、それを取り巻く環境についても話に花が咲きました。

参加者のプロフィールはこちら

レトルトのスパイスカレーを作るという、唯一無二な今回のプロジェクトでしたね。

三嶋
すごいことになっちゃったなあ、と(笑)。
商品化の実現までにはいろいろハードルが高いだろうと思ってました。 スパイスの配合など具体的な提案をするなら…とその道に詳しいアベちゃんや泉井くんに声をかけました
安倍
僕は最初スパイスカレーをレトルトでと言われても全然ピンとこなくて。まあ、興味本位で受けました(笑)
泉井
僕は連絡をもらった瞬間、『やった!』って嬉しかったですよ
安倍
ずいぶん前向きやな~(笑)
泉井
その頃、別で冷凍のカレーを作るプロジェクトを終えたばかりだったんです。
そちらではレトルトはかなり難しいということで、断念して冷凍になったという流れがあったので、 それが今回レトルトに挑戦できるという誘いがきて、しかも“口癖はカレー”のみんなと協力して開発に参加できるとなると何より心強かったから
西口
僕は元々店で欧風カレーを作っていたから、それで三嶋さんから声がかかったのかな? と
三嶋
そうそう、欧風方向をカバーするなら西口くんだなと思って
中村
わたしは飛び道具でしょ(笑)
三嶋
中村さんはオールマイティ。
スパイスカレー以外にもレトルトカレーを日々食べていたりして 守備範囲が広いのでスパイスカレーに偏らず幅広く考えられるようにとお誘いしました
梅田
わたしは作り手ではないので一般的なカレー好きの立場で参加した感じ。 毎回の試食会でも好き勝手言わせてもらって楽しかったな

まずはいろいろなお題をハリマ食品さんにお願いして、試食会を待つという手順でした。

最初の試食会、みなさんが無言で黙々とカレーに向き合っているので、ハリマ食品の開発担当Hさんはどんな感想や意見がくるのか、内心すごくドキドキしていたそうです。
中村
予想以上の美味しさにみんな何も言えなかった…よね?
三嶋
初回からレベルが高かったですね。真っ当なスパイスカレーが出てきて驚きました
梅田
そもそもレトルトカレーにはクオリティは期待していなかったからかなとも思います
西口
確かにいつもはご飯をチャーハンにしたり、アレンジを加えてますね
三嶋
それが、店で出されてもわからないくらいに普通に美味しいスパイスカレーが出てきて、これはすごい! と
中村
でも熱処理とパッキングという大量生産のための行程を経たら、この味はどうなってしまうんだろうかと不安になりました
安倍
チキンキーマは美味しかったけど単体だとちょっと弱いから、最終的にどうまとめ上げるつもりなのかなって思いました。
スパイスカレーをレトルト化するという無謀なことにチャレンジしているのに、その意図がきちんと伝わらなかったらもったいないなと思って
三嶋
最初のチキンカレーが美味しかった分、期待値は高まりましたよね。
アベちゃんが言った通り、ご飯の上にこれだけがかかっていてもどこか未完成。
チキンキーマだけでスパイスカレーを銘打つのは状況が違うし、それだけでこの商品を、ひいては今の関西のスパイスカレーのムーブメントを判断されるのは違うから。
この1回目の試食会で僕らの予想を超えたスパイスカレーが出てきたころで一気に道が拓けたというか
安倍
気合いが入ったよね
三嶋
今までにないスパイスカレーに仕上げたいという情熱が、みんなの中に芽生えたわけです